2008年07月22日
夏休みの学習法ー各論3ー数学
1.数学が得意な人
いくら数学が得意でも、弱点分野は必ずあります。苦手な単元を集中的に学習してください。とりわけ、その単元が受験校の頻出単元だと命取りになります。時間的に余裕があるうちに、このことからはじめてください。
次に問題演習です。定評のある問題集に絞って、繰り返し解きます。自分で着想し、計算します。ノートに記述する際には、答案構成を意識してください。また有名な予備校の演習に参加するのも有用でしょう。なぜなら、そうした授業は、入試問題から着想や思考のパターン(規則性・場合分け・対称性など)を抽出し、それらを立体的に説明してくれるからです。
2.数学が不得意な人
標準問題に絞って学習してください。標準問題は、基本事項を組み合わせが中心の総合問題です。このレベルの問題演習を通じて、問題の分析力と知識の統合力を磨いていくのです。この力が伸びないと、なかなか入試問題に対応できません。もちろん実際に書きながら計算力も向上していきます。
その一方で、一つでも得意単元を増やしていくことです。数学は、一度本当に解けると、あまり忘れることはありません。出来なかった問題を中心に反復してみてくださいね。
最後に、数学学習は、コンデションが大切です。精神と肉体をリフレッシュしながら、静かで涼しい環境の下、学習するほうが、はるかに、はかどります。根性よりも、合理性を大切にしてください。
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2008年07月19日
夏休みの学習法ー各論2ー国語
1.国語が得意な人
学習が順調に進んでいる人、現代文の得点が安定し、古文・漢文の公式や基礎固めが仕上がっているでしょう。順調な人は、実践的な問題演習を計画に従って進めましょう。その際、私立志望者は、微妙な選択肢の選び方に注意すること。国立志望者は、意識して表現力を磨くことです。それぞれ、自分のレベルを上げるために、予備校演習や個別指導で解答の作り方などを洗練させてください。また、過去問を説くことで、現在の自分にどんな力が足りないか、確認することも大切ですね。
2.国語が苦手な人
まず、比較的点数を上げやすい古文・漢文の基礎固めに取りかかりましょう。できるだけ薄い参考書兼問題集を1冊仕上げるのが良いです。これをしないで、いきなり上級レベルの問題集をこなしても、得点はあまり上乗せできません。なぜなら、基礎知識不足で、それらの問題集を理解できないからです。急がば回れで、古文・漢文の不得意な人は、基礎を固めることからはじめてくださいね。
現代文は、ちょっとやっかいです。以前にも述べましたが、きちんとした読解の方法論をまず知らなければなりません。いくらカンでといても、カンは上達しません(笑)。やはり明確な方法論を身につける方が、得点を伸ばす可能性は高まります。「現代文読解力の開発講座」(駿台文庫)
ある程度、問題を解くイメージが出来た人は、着実に問題演習を繰り返してください。その際、その問題文のイイタイコトを掴み、まとめる練習をすれば、読解力と表現力を鍛える有効なトレーニングになります。問題も解くわけですから、一石二鳥でしょう。あと、問題を解くときは、自分の解法に従って解答を選ぶこと。これをしないと、いつまでも解法が自分の血肉となりません。まあ、ある程度、気長に学習するしかありません。
これから夏本番、暑くなりそうですが充実した長期休暇にしてくださいね。
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2008年07月17日
夏休みの学習法ー各論1ー英語
まず、英語は、ある程度時間を掛けなければ実力が付きません。そして夏休みの最大のメリット、それは、この学習時間が確保できることです。英語の実力を伸ばせば、入試得点源となり、入試を有利に戦うことが出来ます。
1.英語が得意な人
演習、読解にかかわらず、多彩な英文を多読・精読することです。
英語の得意な人は、基本的な文法・構文などの基本知識は一通りマスター出来ているはずです。多彩なジャンルで、それらを確認しながら、文脈を把握していく読解力を養うのです。すなわち、文脈や単語や文の置き換えから、未知の英単語を類推したり、書いてある内容を既存の知識などを駆使しながら、把握する練習です。
教材は、過去問演習が一番です。過去問を使えば、自分の受験する英語の傾向も早くから掴むこともできます。
インターネットで、Yomiuri、Asahi、Time、N.Y Timesなどを毎日、ある程度、強制的に読むことも実力養成につながります。時事英語に慣れる必要がある人には、茅ヶ崎式英語教本シリーズは、語彙がまとめられており、テープも併売されています。いきなり実践的な時事英語に自信がなければ、おすすめできます。毎日、受験勉強と平行して続けてください。続けることが大切です。
受験知識の再確認や暗記強化は、日頃使っている参考書で暗記していくほうが、合理的です。毎日コツコツ続けながら、確実に覚えていくことが、得点増につながります。
2.英語が不得意な人
なにより基本が大切です。読解・文法・作文の自分が使っている基本参考書を、覚えることを重視しながら学習してください。とにかく手を広げすぎないこと。今までやっていることを丁寧にしっかりやるのです。
また、学習の仕方が分からない人は、個別指導に近い方法で、レベルに応じた学習方法を学びましょう。
不得意な英語学習を強制的に勉強させてもらうのは、不得意克服には、近道です。苦手意識をもっていると、なかなか率先してやることがおっくうです。塾でも、予備校でも、家庭教師でも、とにかくペースを作ってもらうことが大切です。夏休みの間に最低限、これはやった、とういこうとを一つでも、確実に増やしましょう。
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2008年07月13日
夏休みの学習法(総論)
1.現在の学力を分析する
1学期にほとんどの人が模擬テストを受けたと思います。結果はどうでしたか?悪い?まあまあ?楽勝?...人それぞれでしょうね。まず、計画や実行をする前に、自分の学力(現状)を分析しなければ、はじまりません。具体的に、自分の志望校と現在の偏差値を比較検討してみてください。どんな分野が強く、あるいは、弱いか(英文法、長文問題)?テスト形式はどうか(センター模試、記述模試)?特に明確にしたいのが自分の弱点です。
2.自分の目標を再確認し、それに向けての優先順位をつける
自分の弱点を見つけてため息をついても、物事は前進しません。弱点を補強する対策が必要です。この点、中・高生は、自分で修正できない人がほとんどです。前回書いたように、予備校や塾、家庭教師などで補強してもらうのです。大切なのは、ある程度しごかれることです(涙)。不得意分野は、はっきり言って、自分の苦手な分野です、自分一人で何とか出来るものではありません。逆に得意分野は、勝手に楽しく出来るものです。優先順は、計画や目標から遅れている事項を優先させてください。
3.具体的な学習計画を立てる
夏休みをいくつかの時期に分け(2週間とか10日とか)、優先順位を考えて目標を立てます。この場合、1日のページ数とか細かく指定すると、計画倒れになります(笑)。おおまかに、参考書のどれ、とかどの部分とかという風に大まかに把握して、調整できるようにしておいてくださいね。
4.過去問をやりましよう
夏休みには、時間があります。遅くとも、この時期に必ず、自分の志望校とセンター試験の本試験をやってみてください。いろいろ自分の足りない部分や指針が見えてくるはずです。志望校を訪問するのも、良いかもしれません。2学期は、時間的にも精神的にもきつくなります。この時期に、やれることはやっておきましょう。
5.必ず休みや気晴らしを入れる
夏は、暑いです。世間もなんとなく、浮かれています。時には自分を解放してあげてください。真面目すぎても、ご褒美はでません。要は、いかに集中するかです。身体にも負担がかかりますので、適度の休んだり、運動したりしなければなりません。プールで水泳とかいいんじゃないですか?海は、楽しすぎて、勉強がばからしくなるのでオススメできません。
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2008年07月12日
夏休み前の塾選び
受験の塾選びには〈1〉大手の進学予備校〈2〉地元密着型の学習塾〈3〉個別指導の塾(4)家庭教師――などがあります。どれを選ばないと合格しない、というのは宣伝文句のウソです(笑)。
しかしながら、長期休暇ですから、学習のペース作りに、自分にあった学習環境を選ぶ必要がありますよね。
ちなみに、こうした所は、気晴らしや遊ぶところではなく、勉強(again 勉強!)するところです。ですから、日頃の自分にむち打って、負荷を与えてくれる所でないと実力UPに繋がりません。とりわけ夏休みは、受験生にとって天王山です。
1 大手進学予備校
授業の質やテキスト、学習環境など、まあ安心とういのはあります。みんなで勉強するのが性格にあっている人には、無難かもしれません。進学データも豊富ですから、自分の生活環境から離れた難関校を受験するなら通ってもいいでしょう。
しかし、こうした予備校の授業は、良くも悪くも完成された授業で、実際の合格のための泥臭さ(点をがめつくとるしたたかさ)が不足しています。講師も、人気が優先されるため、パフォーマンスに走る傾向があります。つまり実際の合格と授業がかけ離れている場合があるのです。
2 地域密着型もしくは個別指導塾
とりわけ地元の学校を受験するなどの場合、気心の知れた仲間や先生の指導の方が学習がはかどる場合があります。
この場合、進学実績など自分の受験校のレベルと塾のレベルが合っている必要があります。また、完全個別指導ではない場合が多いので、完全に自分のレベルや状況を把握することは、コスト面からも制度面(2対1の指導がほとんど)からも限界があります。
3 プロ家庭教師
特に実力と経験を兼ね備えた教師の場合、料金はかかるかもしれませんが、自分の希望に一番的確に答えてくれるでしょう。とりわけ、目標と現在の実力が、かけ離れている場合など、状況に応じて一歩一歩指導してくれるため、家庭教師は良い選択です。また個人の事情、例えば、健康面、部活動などでなかなか塾にも通えない、地理的に塾が遠い・・・、といった点も問題ありません。
しかし、家庭教師の場合、あくまで、その教師の資質に左右されます。実際に指導を受けたり、紹介を受けるなどした信頼できる先生を選ぶことが大切です。また、優れた教師は、学習から受験管理、精神面でのアドバイスも幅広く対応してくれます。どれくらいのレベルの教師なのか適切に判断する必要があります。
最後に、塾でも“ダブルスクール”、つまり掛け持ちというのもあります。例えば、不得意科目は個別指導を受け、得意科目は大手予備校を利用するなどです。
この場合、時間的に大変なはずです。うまくコミュニケーションを取っておかないと、二手間になる場合もあります。個別指導の先生に状況を説明して、どこまで上手く使いこなすかどうかがポイントになります。
いずれにしても、塾選びに際して、まず自分の目標や環境、それから学習理解度ややる気をよく考えて、塾を選ぶことが大切ですね。友達がやるから、自分もやるじゃ、あまり実力UPは、望めないと思います。
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2008年07月10日
「マネ」は、上達の近道です!
道をたどり
師をあおげ
師にしたがえ
師とともに歩け
師を見通せ
師となれ
と、僕は、携帯ホーム・ページに書きました。これは、当然、僕が考え出した物ではなく、引用です。
でも、この禅の言葉は、なにも難しいことをいっているわけではなく、すべての「上達する過程」にあてはまると思うのです。もちろん、ここでは、受験学習をするひと、みなさんにもです。
例えば、スポーツでも、上手くなるには、上手い人のプレーをイメージして、真似ますよね。だから、僕らの学生時代、全国大会に行くと、よく地域別にフォームなどが似ていたものでした。
スポーツに限らず、音楽だって、学問だって、あたらしく創造されたものはあります。ところが、創造された、新しいものだって、それ自体が突然現れたわけではなく、それ以前のものに影響を受けているのです。
だから、すべての創造物は、無制限に著作権があるわけではない、というのが、クリエィテブ・コモンズというデジタル著作権の考え方の根底に流れているのです。
企業社会を見渡しても、SONYは、創造力溢れる企業です。その一方で、同じ業界の○下電気は、むかしから良く「マネ下」電気って言われてました(笑)。ただ、販売力が強ければ、それは単なるモノ真似ではなく、立派な企業戦略になるのです。
みなさんも、まずは、自分より上手くいっている人の受験学習を真似てみてください。それは、ライバルでも、先輩でも、先生でもかまいません。
人のアドバイスをまったく聞き入れない人をたまに見かけますが、多くの場合は、独りよがりに走っています。若いみなさんが、周りの環境や意見を受け入れないなんて、逆に不健康です。そして、そういう人が、成功した例も、まれなのです。
まずは、良いと思うことを自分の中で実際に真似てみること、そしてそれを自分なりにアレンジすることで、そうする過程から、技術という物は、自分のものになっていきます。
受験は、「天才」でなくても、できるのです。
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2008年07月03日
毎日、新聞くらいは読めるでしょ!
まあ、僕自身も、読書をするようになったのは、大学時代からで、高校までは、お世辞にも、読書をしたとは言い難く、高校生の気持ちもわかります。
僕は、そういう人には、新聞を眺めたら、ってアドバイスする事が多いのです。新聞に触れていれば、少なくとも正しい日本語に触れていることになるし、時代の流れを感じ取る事ができるからです。
新聞は、およそ知的な生活を送っている人なら、大人でも、必ず目を通します。でも、なかなか隅々まで読んでいる人は少ないのですね。大人も、みなさん同様、”忙しい”ですから。
そこで、多くの人に読んでもらいたい(買ってもらいたい)新聞社は、独自の編集法をとっているのです。すなわち”ヘッドライン”と”逆ピラミッド”です。
新聞を見ると、文字の大きさや色の濃さがまちまちではないですか?これは、それによってその新聞が重要と考えるニュースを読者に伝えるためです。
だから、大ニュースは、例外なく大きな文字で、一面に載りますね。その一方で、息の長いコラムなどは、決まったところに記事が配されているはずです。
僕たちは、このヘッドラインを利用して、すばやく記事の内容を推測し、興味のある記事だけに目を通せばよいのです。
次に、新聞記事は、最初に重要な項目から、記事が書かれ、次第に枝葉末節な情報に移っていきます。すなわち、最初に言いたいことが書かれ、以下にそれを補足する情報が書かれる手法が取られます。これが逆ピラミッド編集です。
これも、忙しい人が情報を効率よく入手できるように作られているのですね。みなさんにとっても、言いたいことが掴みやすいはずです。
そこで、忙しいみなさん受験生は、せめて毎日、この新聞を眺め、自分の興味のある記事でよいので(例えスポーツでも、芸能だけでも)、読んでみてください。
僕も、高校生のころは、朝日新聞の天声人語や社説を読みなさい、っていわれましたけど...実際は???
少なくとも、全く読まない人よりは、3ヶ月、半年単位で、語彙力や読解力にプラスになるはずです。新聞記事は、自分の考えを伝える表現法の良いお手本でもあります。
気軽な気持ちでよいので、まずは新聞と付き合ってみてください。きっと良いことがありますよ。
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